マンションの塗装について
マンションは定期的に外壁の塗り替えをして劣化を防ぐ必要があります。なぜなら、外壁塗装は美観のみならず、マンションの資産価値の維持・向上に影響するからです。マンションに限らず、再塗装が必要な劣化のサインがあります。
「鉄筋が見える状態まで外壁が割れている」「膨れ・剥がれ」「色褪せ」「チョーキング」「ひび割れ」その他色々な状況で塗装が必要な場合があります。
色褪せ
マンションの外壁に色褪せがあったら、水を吸っていて防水性が失われている可能性が挙げられます。
色褪せか判別しづらければ、実際に壁にバケツやジョウロで水をかけてみましょう。水を弾けば問題ありませんが、吸い込んでいるようなら修繕が必要です。
チョーキング
外壁を触って手に白い粉が付いたら、チョーキング現象が発生している証拠です。
チョーキングは外壁の経年劣化や施工不良によって発生します。
塗料の防水機能が損なわれているため、早めに外壁を塗りなおしてください。
ひび割れ
外壁にひびが入っていたり、塗膜が剥がれているようなら、塗装が劣化している証拠。
雨漏りや虫の侵入といった点が懸念され、かなり危険な状態となります。
ひび割れや剥がれを見つけたら自力での修復は困難です。塗装の耐用年数は気にせずに早急に業者へ連絡してメンテナンスをしてください。
鉄筋が見える状態まで外壁が割れている
クラックや目地などから雨水などが侵入し、内部の鉄筋が腐食して爆裂している状態は大変危険です。
画像のような状態になっている場合は、外壁塗装だけではなく、一緒に修繕してもらう必要があります。
プラント・工場・倉庫の塗装
倉庫・工場は大空間が基本です。エアコンの設定温度をいくら低くしても涼しくならないといった困りごとが多いです。屋根の遮熱塗装を行う事で室内の気温を大きく減少させ、エアコンの電気代を下げることで暑さ対策に繋がります。またプラント内や工場内は、様々なサイズの配管やタンク、鉄骨があります。
これらの塗装をすることで業務に関する支障を減らし、安全性の向上が図れます。
またしっかりとした下地処理を行うことで耐久性の向上にもつながります。
工場などの鉄骨塗装
鉄骨に施した塗装は、経年劣化により、塗膜の剥がれさび付いたり、腐食してしまいます。錆が出てくる前に、早めの塗替えをおすすめしますが、錆が出てきてしまった場合は、錆を落とし新築のときと同じになるよう塗装を行います。
屋根からの熱の侵入を防ぐ
折板屋根(せっぱんやね)・スレート屋根は日本の倉庫・工場(非住宅)の建物に多く採用されています。
暑さ対策で断熱材を吹き付けて対応しているものもありますが、「なかなかその効果を感じられない」といった声を聞きます。当社では使用している屋根の素材に合わせた塗装を行う事で、屋内の暑さを軽減することができます。